家庭での設置型ゲーム機の場合、ゲームの幅も内容も広がっているように思います。
特に家族みんなで参加できるゲームや、インターネットで繋がっていれば遠くの友人知人、親戚とも一緒にゲームで対戦をすることが出来ます。
コンピュータ相手に対戦していたスポーツゲームが、今では人間同士が繋がるゲームになっています。
これからは更にユーザーの幅も広がり、使い方も多様化されていくことになるのでは、と考えられています。
スポーツゲームエンジニアはただのゲームであるという考え方ではなく、これから求められる内容について先進的な考え方や見方が出来るようにならなくてはいけないかもしれません。
全く知らないスポーツをゲームに作り上げていくよりも、経験のあるスポーツゲームの方がエンジニアには良いように思います。
そのスポーツのポイントになるような、よくあるパターンや「こんなことが出来たら面白い」と思えるような内容を知っていると、ゲームがどんどん面白くなるからです。
そしてまったくそのスポーツの経験がないユーザーでも楽しめるような内容にすることや、そのスポーツに詳しい人が楽しめるような内容になるようなポイントがあると、よりユーザーは楽しむことが出来ます。
必ず初心者であっても、そのスポーツについて知識がなくても楽しめる内容や、レベルが低くても楽しむことが出来る要素を忘れないようにすること。
そしてスポーツ経験者にはレベルに合わせた内容を提供出来るようにしておくことが大切です。
初心者しか楽しめない、レベルの高い人でなくては楽しめない、そのようなスポーツゲームは時間とともに忘れ去られがちですのでスポーツゲームエンジニアには多くの人、幅の広い年齢層の人が一様に楽しめるものにするという一番大切なポイントを忘れないようにしなくてはいけません。